著作

図説 インプラントアシスト

― インプラント治療を支えるスタッフのための
“日本で最も実践的な” テキスト ―

深川歯科 書籍紹介ページ


■ はじめに

歯科衛生士・歯科助手がインプラント治療に関わる際に「何を理解し、どう動けばよいのか?」
本書『図説 インプラントアシスト』は、その答えを 臨床の現場レベル で明確に示す初めての教材です。

インプラント治療は、診査・診断から手術、補綴、メインテナンスまで多くの工程があります。
これを安全かつ確実に支えるのは、スタッフの判断力とアシスト技術です。
本書は、深川雅彦(医療法人社団敬和会 理事長)が長年の臨床と教育の経験から得た知識を体系化し、「今日から現場で使える実務書」としてまとめたものです。


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● 本書の特徴と魅力

1. インプラント治療の全工程を “ひとつの本で” 完全に理解できる

  • 診査・診断
  • 手術準備
  • 当日のアシスト
  • 術後管理
  • 補綴
  • メインテナンス
    インプラント治療に必要な知識と動作を、最初から最後まで一冊で網羅しています。

2. すべての図版が「臨床写真をもとに再構成」されたオリジナル

本書の最大の強みです。

  • 実際の臨床写真をベースにしているため 情報が正確
  • 不要な要素を削除し 動作が理解しやすい構図に加工
  • 教科書にありがちな“抽象化しすぎた図”になっていない
  • しかし“生々しい臨床写真”による不快感もゼロ

教育に最適な リアル × 見やすさの絶妙なバランス を実現しています。


3. スタッフが迷わない「動き方」「タイミング」を徹底解説

他の教科書では載らない内容として、

  • 器具受け渡しの手順
  • 明視野確保
  • ライトワーク
  • 圧排とバキューム
  • 手術室準備と清潔域の取り扱い

など、“臨床で実際にどう動くか” を段階的に丁寧に示しています。
これにより、新人でも その日から正しいアシストができる ようになります。


4. 受付・電話対応・費用説明まで含む “唯一の包括型テキスト”

インプラント本で「受付の役割」まで丁寧に扱っているものはほぼありません。
受付の章では、

  • 来院時の会話例
  • 電話での説明
  • 費用案内
  • 予約管理の注意点
  • 患者心理の理解

など、医院全体でインプラント治療を支える体制 が学べます。


5. CT読影と解剖を “新人でもわかるレベル” に噛み砕いて説明

CTは難しい分野ですが、本書では

  • 骨質
  • 下顎管
  • 上顎洞
  • オトガイ孔
  • 危険部位の読み方

などを、図版と文章で視覚的に理解できるよう工夫しています。


6. 術後管理を「時系列」で整理した珍しい構成

  • 手術2週間前
  • 1週間前
  • 当日
  • 術後24時間
  • 術後1週間

というように、「いつ何を指導し、どんな変化が起こるか」が明確です。
これはスタッフ教育に極めて役立つ内容です。


7. 歯科大学・専門学校・新人研修で“そのまま教材として使える”構成

章ごとのテーマ設定・文体・図の統一性が徹底されているため、

  • 学校授業のスライド
  • 実習の解説
  • 院内研修テキスト

としても 一冊で完結する品質 を備えています。


8. 若いスタッフ・学生でも読み進められる“やさしい語り口”

難しい専門用語を排除し、
図解と文章が相互に理解を補完するよう設計されています。


9. 深川雅彦による実務経験に裏打ちされた高い信頼性

執筆にあたり、

  • 長年の臨床経験
  • 歯科衛生士学での講義経験
  • インプラントセミナー講師としてのインプラント学教育の蓄積
  • 医院スタッフの協力による動作検証

をもとに構成されており、実務書としての完成度が非常に高いのが特徴です。


10. “医院の標準マニュアル”としてそのまま使える

新人教育や研修の標準化に適しており、

  • 手術室準備
  • 器材配置
  • CT読影
  • 清潔域管理
  • 補綴作業
  • メインテナンス
  • トラブル対応

まで、すべての流れが一貫して学べます。


● イラスト紹介

対等に意見を伝えられる雰囲気づくり(図1)
歯科医師と歯科スタッフが対等に意見を交わしているイラスト

歯科医師とスタッフが対等に意見交換できるチーム医療の場面。インプラント治療を成功に導くためのコミュニケーションの重要性を示した図です(詳細は本書に掲載)。

患者説明(図24)
診療チェア上でインプラント治療の説明を受ける患者と、資料を用いて説明する歯科スタッフの写真

インプラント治療前の患者説明シーン。アシスタントが不安や疑問を丁寧に確認し、安心して治療に臨めるようサポートする姿を示しています(詳細は本書に掲載)。

バキューム操作(図72)
インプラント手術中にバキューム操作を行う歯科スタッフの写真

手術中のバキューム操作と明視野の確保。アシスタントが術者の視野を守りながら安全にアシストするポイントを解説しています(詳細は本書に掲載)。

バキュームと圧排(図73)
インプラント周囲の骨と軟組織に対してバキュームと圧排を行っているイラスト

インプラント手術中のバキュームと頬側圧排の連携。術野を確保しながら骨や粘膜を安全に扱うアシスタントワークを図解しています(詳細は本書に掲載)。

ドリリング時の視野確保とバキュームポジション(図74)
インプラント窩形成時のドリルとバキューム、器具の位置関係を示すイラスト

ドリリング時の器具配置とバキュームポジション。骨面、ドリル、バキュームの位置関係を視覚的に示し、安全なインプラント窩形成を解説しています(詳細は本書に掲載)。

スーパーフロス(図103)
インプラント大臼歯部にスーパーフロスを深く挿入して清掃しているイラスト

インプラント周囲にスーパーフロスを深く挿入して清掃する様子。インプラント特有の清掃方法を図解しています(詳細は本書『図説 インプラントアシスト』に掲載)。

これらの図版はすべて、臨床写真をもとに深川歯科で再構成した完全オリジナルです。


● 教育現場・院内研修での活用例

本書は以下の場面で利用できます。

  • 歯科大学の講義
  • 歯科衛生士学校の講義と実習
  • 歯科助手研修
  • 院内勉強会
  • 新人教育用テキスト
  • インプラント治療の安全講習

スタッフ全体の知識と実技を底上げする 医院必携の一冊 です。


● 著者より

「スタッフ全員が同じレベルの知識と動作を理解していれば、手術は驚くほど安全でスムーズになります。
インプラント治療に関わるすべての方が迷わず動けるようにすること――
それが本書の目的です。」


● まとめ ― 本書のPRポイント(強み)

  • 日本で最も“動作”に焦点を当てたインプラントアシスト本
  • 臨床写真から再構成した高品質オリジナル図版
  • 手術・補綴・受付・CT読影まで一冊で学べる
  • 教育機関・院内研修でそのまま使える
  • 若いスタッフでも理解しやすい語り口
  • 医院の標準マニュアルとして活用可能

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